ケース(電源)とは?

ケースとは、パソコン機器を収納するための何も入ってない空の箱のことです。
唯一搭載されているのが電源で、ケースは電源供給の役割も担っています。(この頃は電源非搭載で打っているケースも多い)。
パーツや周辺機器の固定と電源供給、これがケース(電源)の役割です。

PCケース

知っておきたいケース(電源)の基礎知識

電源

容量

電源を購入する際に判断する基準の1つは電力の容量です。何W(ワット)かで表されます。当然ワット数が大きいほど値段も高くなります。多くの機器を取り付ける場合には、容量が足りなくなり、パソコンが起動しなくなる場合があるので注意しましょう。

コネクタ

電源にはいくつか接続用のコネクタがあるのですが、古い電源を使って最新のパーツを使ったパソコンを作る時には注意が必要です。メイン電源ケーブルは20ピンが主流だったのが24ピンに変更されてきていますし、CPU用の12Vの電源ケーブルが無くては近頃のCPUは動作しません。DualCoreCPUでパソコンを組もうとすると、今まで4ピンだった12V電源ケーブルを8ピンの物に買い換えなければなりませんし、SATAやPCIExpress用の補助電源も必要になってきます。新しい電源を買うときは、これらの事に気をつけて購入してください。ただ、逆に古いパーツのパソコンに新しい電源を使うときは、メイン電源ケーブルが24ピンの物を買っても、20ピンに取り付けられるようにと工夫されている物もあるので、大丈夫な場合が多いです。

ベイ

自作パソコンの特徴に拡張性の高さがありますが、それを理解するために知っておきたいのがベイの数です。ベイには5インチベイと3.5インチベイの2種類があり、3.5インチベイの中にもケースの外側から見えるベイと、ケースの外側から見えないシャドウベイがあります。ベイの数は製品によって違っており、このベイの数がケースを買うときの参考にすべき1つの要素になります。

5インチベイ

5インチベイはケース前面の上部にあり、主に光学ドライブを取り付けるためのベイです。ケースによっても違いますが、大体2~4台分程ついています。5インチベイにはデュアルOSを構築したいときに使う、内蔵型のハードディスクケースやパソコンの状態をモニターできる機器なども取り付けることが出来ます。

3.5インチベイ

3.5インチベイとはパソコン前面の中央部分にあるベイの事です。ケースに大体2台分ほど付いていると思いますが、ケースによっては付いていない物もあります。3.5インチベイには主にフロッピーディスクドライブを取り付けます。その他にも、MOドライブや内蔵型のカードリーダーなども取り付けることが出来ます。

シャドウベイ

外側から見えない3.5インチベイの事をシャドウベイと呼びます。ケースによって違いますが、3台分ぐらいしかない物から6台以上付くような物まであります。シャドウベイにはハードディスクドライブを取り付けるようになっています。

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